
今朝は雪、と思いきや冷たい霧雨が続く雨模様です

シリウスにはピーンと張り詰めた空気に、四季折々の景色か彩を添えています

今週の展示は 敏 龍彦 写真展 「悠久の刻 II」
新潟、関西の里山の山村風景を独自の視点で切り取った写真がずらり並びます。
敏氏のワークショップ受講生による作品も展示されています。

歩きなれた場所に赴き、山村の風景を独自の視点で捉えた写真からは、どこか郷愁を感じ、
時間が止まっているような錯覚を覚えます。
カメラを手に向かう山村では、眺めれば荒廃した土地、刻々と変化する人々の暮らしに遭遇するといいいます。
災害の被害を受けた新潟の地や、組み替えられずにそのままの岩壁など、変わらない風景と共に変わっていく風景もあると敏氏。
敢えて昔遊んだ場所や、鳥居、畑といった敢えて変わらない場所を選んで、悠久の時を刻んでもなお、変わらない風景を撮っているのだそう。


受講生の作品では、柔らかな色彩をマットな紙で表現。
シリウスのギャラリーの特徴に合わせて、額装や色合い隅々まで考え抜かれた展示になっています。

それぞれの季節に濃淡彩豊かな色彩があったのかと気づかせてくれ、
一枚の写真からイマジネーションが広がっていく空間になっています。
是非シリウスに展開する四季の彩をご覧になってください。
みなさまのお越しをお待ちしております。
●開催期間:2013年12月19日(木)~12月25日(水)
●開館時間:10~18時(最終日は15時まで)
●休館:日曜日