暑さもだいぶおさまって、すっかり秋模様のこの頃。
みなさまいかがお過ごしでしょうか。
今回は、市場の様子を写真展です。
市場は市場でも、皆さまなかなかご覧になる機会がない夜の市場の写真です。
菊地 英 写真展 「『板舟』 夜の魚市場」
を開催しています。
期間:2014年9月11日(木)~9月17日(水)

出展者の菊池さんが市場の写真を撮りはじめたのは2003年の頃。
ちょうどこのころに、写真を本格的に習い始めたそうです。
初めの頃は、朝8時ころの活気ある様子を撮っていたそうですが、
撮っているうちに夕方の人がいなくなった市場に興味を持ち始めたのだそう。
明かりのついた通路(防犯のため)人のいない市場にならぶ、たくさんの板。
商品たちを並べている板です。
今回の写真展名でもある「板船」は、実はこの板のこと。
一般的には、まな板といわれるこの板ですが、
昔は淵のついた板で水を入れ、魚を泳がせていたのだとか。
菊池さんはその話を、市場で働く方から教えてもらったそうですが、
その話自体はその方の祖父が築地市場に勤めていたからこそ知ったのだそうです。
夜の魚市場に並ぶ板や、夜中に市場に入ってくるトラックなど、
私たちの知らない魚市場の様子がご覧いただけます。
平日・土曜は10:00~18:00まで(最終日は15:00)
※日曜は休館。
(この記事は望月が担当しました)