現在以下の写真展が開催中!
「Photographer’s bond,s 2026」
期間:2026年8月27日(木)~9月9日(水)

「Photographer’s bond,s(フォトグラファーズ・ボンズ)」は、写真家・志村勉氏を中心に活動する写真グループです。
グループ名にある「bond,s」には、「絆を結ぶ」「つながりを持つ」という意味が込められています。その名の通り、毎年メンバーを入れ替えながら活動することで、新しい出会いや交流を写真表現へとつなげているのが特徴です。
今回の展示には、群馬や東京をはじめ、関東甲信越地方で活動する写真家たちが参加。固定メンバーではないからこそ、作品の方向性や視点が一つに収まることがなく、むしろ、その多様性こそがこのグループの大きな魅力になっています。

会場を歩いていると、それぞれがまったく異なるテーマや視線で世界を切り取っていることに気づかされます。
長年にわたり群馬の農山村の営みを追い続ける写真家。
四季の花々や滝、何気ない街角の風景に美しさを見出す写真家。
自身の心情や記憶を「影」というモチーフに託して表現する写真家。
成長していく子どもの姿を温かい眼差しで記録する写真家。
そしてセルフポートレートを通じて内面や自己表現を探求する写真家。
被写体もテーマも手法も異なりますが、それぞれの作品には撮影者の想いや人生観が滲み出ています。

鮮やかな色彩で自然や街の息吹を伝える作品がある一方で、モノクロ写真ならではの静謐さや力強さを感じさせる作品も並びます。印象的だったのは、同じ「風景」を撮っていても写真家によって見えている世界がまったく異なることです。
ある人は土地に生きる人々の歴史や暮らしを見つめ、ある人は光と影がつくる一瞬の表情に魅せられる。写真は「何を撮るか」だけでなく、「どう見るか」を映し出すメディアなのだと改めて感じさせられました。

個展では一人の作家の世界観に深く浸る楽しさがありますが、「Photographer’s bond,s」ではグループ展ならでは異なる視点に出会うことができます。
作品と向き合いながら、「私はこんな風に景色を見たことがあっただろうか」「この瞬間にこんな感情を重ねることができるのか」そんな新しい発見が自然と生まれてきます。
写真家同士のつながりから生まれた展示でありながら、その絆は来場者にも広がっていきます。写真が好きな方はもちろん、普段あまり写真展に足を運ばない方にもおすすめしたい展示です。

農村の風景、自然、街歩き、家族、セルフポートレート。さまざまな視点が交差する会場には、きっと誰かの作品に心を動かされる瞬間があるはずです。
写真を通して人と人がつながり、新たな視点と出会う。そんな「Photographer’s bond,s」ならではの魅力を、ぜひ会場で体感してみてください。小さな余韻が、きっとあなたの日常の景色を少しだけ豊かに変えてくれるはずです。
今回の展示は2週間開催します。1度でも何度でもご覧になってくださいね。
皆さまのご来館お待ちしております。




