石田哲也 写真展「Asian Generation Tibet-Kham&Amdo編」

シリウスブログをご覧の皆さまこんにちは!
先日シリウスの2025年4月~9月分の展示申込み受付締め切らせていただきました。沢山のご応募ありがとうございました。これから審査を経て日程を決めさせていただきます。今からどんな展示に出会えるのかスタッフ一同楽しみにしています。
今回応募に間に合わなかったという方も2025年3月末に2025年10月~2026年3月分の展示申込み締め切りになりますので、こちらもどうぞご検討ください。

さて現在シリウスでは以下の展示を開催中です。
石田哲也 写真展「Asian Generation Tibet-Kham&Amdo編」
期間:2024年10月3日(木)~10月9日(水)



石田哲也さんは長年フィルムカメラを持ちアジアを旅しながら写真を撮影してこられました。シリウスでも2015年に展示をしていただきましたが、今回久々に展示していただくこととなりました。この「Asian Generation」シリーズも11回目。今回はチベット・カム&アムド編です。



カムとアムド地方は現在の中国・四川省のカンゼチベット族自治州など、チベット自治区の東側、甘粛省の一部、青海省の大部分を占める広大な地域です。



古いものだと2013年の作品から始まり、2018年までの作品が今回展示されています。「本当は2020年に行こうと思っていましたが、コロナで行くことができませんでした。コロナ禍中に作品を見直しており間に、あ、これはいけるなと。展示ができそうだと思いました。」
コロナ禍は外出も規制されていたので大変な時期ではありましたが、何かとじっくり向き合うには良い時間だったのかもしれませんね。過去にシリウスで展示してくださった方の中にもコロナ禍中に作品をまとめたという方がいらっしゃいました。過去作でも見方を変えると違う作品群になることもあるので、皆さまも昔の作品を一度見返してみてはいかがでしょうか。



作品の中には今現在もう更地になってしまった街の昔の姿も記録されています。
中国国内の様々な事情によって景色が変わってしまっているところもあるので、こうして記録しておくのはとても重要ですね。また石田さん、海外での撮影中に怖い経験も何度かされているそうで・・・ぜひご来場いただいた際にはお話伺ってみてくださいね。
怖い経験をしても定期的にアジアに行く理由を伺うと、「やっぱり、『生きてる』って感じがしますよね。もうちょっとやそっとじゃ動じなくなりました。」と飄々と答えてくださいました。次もまた別の地域に行くそうですよ。石田さんの新しい作品たちもまた見てみたいですね!



展示されている作品に写る子どもたちの表情はとても穏やか。石田さん曰く自治区の中とは言え子どもたちには人種差別という意識は全然なく、とてもクリアな状態で接してくれるそう。
今世界情勢がとても不安定な中、この子どもたちの澄んだ瞳や屈託のない笑顔は絶対に失ってはいけない。平和の大切さや尊さを改めて感じることができる展示です。

皆様のご来館お待ちしております。

アクセス

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住所

〒160-0022
東京都新宿区新宿1-4-10 アイデム本社ビル2F
TEL:03-3350-1211
FAX:03-3350-1240
東京メトロ丸ノ内線「新宿御苑前」駅下車

アクセス良好

開館時間

開館時間 : 10:00~18:00
(最終日 : 10:00~15:00)
休館日 : 日曜日・祝日の一部(お問い合わせください)

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