大沼英樹 写真展

「未来へつなぐ千年桜」

2021/05/20 ~ 2021/06/02

【ご来館の皆さまへのご協力のお願い】

・発熱や咳の症状、体調不良のある方は、ご来館をご遠慮くださいますようお願いいたします。
・ご入館の際はマスクを着用をお願いいたします。
・手指消毒液を設置しておりますので、ご入館時は手指の消毒をお願いいたします。
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・混雑時は入館を制限させていただくことがございますのでご了承ください。(出展者を含め25名を限度とさせていただきます。)

写真展案内

私はこれまで全国の桜と生活のある光景を記録してきました。

2011年3月に、ここシリウスギャラリーをお借りして写真展を開催する予定でした。その直前、東日本大震災が発生し私が暮らす宮城県も津波に襲われました。

その年の春、桜の写真を記録しようと沿岸部を廻りました。

岩手県陸前高田市で出会った桜は、鬼神が宿ったような形相をして津波の水位と力のものすごさを正確に伝えていました。枝にしがみつくように咲かせた白く小さな花びらが、神々しく夕日に照らされ、紅色に染まる花は希望の桜でした。困難にあっても立ち上がることができるように、傷ついても咲いた桜の記憶を残そう。どんなに厳しい冬があっても、春には必ず花を咲かせることができること。人間の世界に自然があるのではなく、自然の中で人間が生かされていることを、これから生まれてくる未来へ語り継いでいこう。私は桜の樹の下で、そう誓いました。

希望を宿した桜の写真展を、毎年のように各地で開催を続けてきましたが、改めて桜が咲くことを信じることに蘇生の力があることを強く感じます。

あの日から10年、東日本大震災により変遷する桜の風景と、困難を生き抜いた人々を記録した写真展です。(フォトエッセイ集と作品を販売)

約55点 パネルサイズ(600×900 450×600)

 

大沼英樹(おおぬまひでき)略歴

1969 年、山形県天童市のサクランボ農家の次男として生まれる。山形県立村山農業高等学校・林業科を卒 業。その後、仙台市の創表現専門学校 est・スタイリスト科を卒業し 1991 年に写真家の宍戸清孝氏との出 会いにより写真の道へ。約 7 年間助手を務め独立。写真展多数開催。

毎年全国の桜のある 風景を撮影している。公益社団法人日本写真家協会 会員。

アクセス

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住所

〒160-0022
東京都新宿区新宿1-4-10 アイデム本社ビル2F
TEL:03-3350-1211
FAX:03-3350-1240
東京メトロ丸ノ内線「新宿御苑前」駅下車

アクセス良好

開館時間

開館時間 : 10:00~18:00
(最終日 : 10:00~15:00)
休館日 : 日曜日・祝日の一部(お問い合わせください)

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