
【 年頭特別企画展について 】
アイデムフォトギャラリー「シリウス」では、毎年年初に、年男・年女の写真家を招いた年頭企画展を開催しています。酉年となる来年は、2017年に年男を迎える写真家・公文健太郎氏をお招きし開催します。
写真展案内(写真家メッセージ)
日本の地方を旅するなかで、時としてふと立ち止まり 、眺めてしまう風景がありました。僕の場合、それは自然が織りなす雄大な景色ではなく、人の営みがつくる風景であることが多くありました。みかん畑に囲まれた山あいの集落。美しく積み上げられた石垣で層をなす段々畑。夕日に照らされた田園風景。そして静かな風景に囲まれ農作業に勤しむ人々の姿が、時間の流れを感じさせてくれました。そんな風景に感動するたびに、「日本の風景」は「農業の風景」なのだと気付かされました。今の日本の風景を残しておきたい。そんな思いから美しき農業の風景を記録する旅を始めました。
昨年キヤノンギャラリーSで行った同名の写真展『耕す人』では、日本の北から南まで農業の多様な風景をめぐる構成としましたが、今回の展示では、日々繰り返される農家の営みを表現したモノクロの作品を選びました。
モノクロ約25点
*公文健太郎トークショー
2017年1月9日(月・祝) 14:00~16:00
アイデム本社ビル3Fにて。 先着100名
*当日ギャラリー受付にて整理券を配布いたします。
アイデムフォトギャラリー「シリウス」では、毎年年初に、年男・年女の写真家を招いた年頭企画展を開催しています。酉年となる来年は、2017年に年男を迎える写真家・公文健太郎氏をお招きし開催します。
写真展案内(写真家メッセージ)
日本の地方を旅するなかで、時としてふと立ち止まり 、眺めてしまう風景がありました。僕の場合、それは自然が織りなす雄大な景色ではなく、人の営みがつくる風景であることが多くありました。みかん畑に囲まれた山あいの集落。美しく積み上げられた石垣で層をなす段々畑。夕日に照らされた田園風景。そして静かな風景に囲まれ農作業に勤しむ人々の姿が、時間の流れを感じさせてくれました。そんな風景に感動するたびに、「日本の風景」は「農業の風景」なのだと気付かされました。今の日本の風景を残しておきたい。そんな思いから美しき農業の風景を記録する旅を始めました。
昨年キヤノンギャラリーSで行った同名の写真展『耕す人』では、日本の北から南まで農業の多様な風景をめぐる構成としましたが、今回の展示では、日々繰り返される農家の営みを表現したモノクロの作品を選びました。
モノクロ約25点
*公文健太郎トークショー
2017年1月9日(月・祝) 14:00~16:00
アイデム本社ビル3Fにて。 先着100名
*当日ギャラリー受付にて整理券を配布いたします。
公文健太郎(くもん・けんたろう)
1981年生まれ。雑誌、書籍、広告で活躍しながら、国内外で作品を制作。近年は日本の農業の風景を中心に撮影。経営者や人間国宝の撮影も手かげている。写真集に『大地の花』(東方出版)『BANEPA』(青弓社)『耕す人』(平凡社)、フォトエッセイに『 ゴマの洋品店』、写真絵本に『だいすきなもの』などがある。 2012年日本写真協会新人賞