
アイヌの人々は、野生動物をカムイ=神としてあがめて共存してきた。
ヒグマ=キムンカムイ(山の神)、シマフクロウ=コタンコロカムイ(森の神)、サケ・マス=カムイチプ(川の神)、オオワシ・オジロワシ=カパッチリカムイ・・・。
これまであまり発表されたことのないシマフクロウの昼間の様子をとらえたカットほか、ヒグマ、サケなども加えた北海道に生きる野生動物の姿を活写しています。
出展枚数(カラー40点)
太田達也(Ota Tatsuya)プロフィール
1971年栃木県生まれ。写真家。日本写真家協会会員。 北海道などに生息する野生動物や自然に魅せられ、「生命の絆」をテーマに、日本各地を巡りながら撮影の旅を続けている。 近年は、北米・カナダ北極圏での長期にわたる取材も敢行。 素晴らしい日本の自然を未来の子どもたちに伝えるため、様々なメディアに作品を発表している。 また、3.11東日本大震災では、報道写真家として震災直後から現地に入り取材を行う。 アイヌ文化に強く惹かれ、地球規模で変動する環境異変を独自の視点から追い求めている。 著書 「きみにあいたい」(山と渓谷社) 「動物の森」(パイインターナショナル) 「カムイ 神々の鼓動」(山と渓谷社)