若松 憲昭 写真展

「ヒガンバナの故郷を訪ねて--中国--」

Vol670
展示No Vol.670
展示期間 2017/04/13~2017/04/19
開館時間 10:00 ~ 18:00(最終日は15:00まで)
休館日 日曜日・一部祝日(カレンダーに記載)
展示者 若松 憲昭

写真の専門学校の「卒業展」で、ヒガンバナを題材として取り上げました。
この花を初めて見たのは、戦争の終わりが近い頃でした。父が二度目の徴兵のため、残された家族は、父の故郷浜松から天竜川沿いの上流のところへ疎開しました。
そこでは、お寺や田の畦道で毒々しい赤い花を見かけました。何故か縁起が悪いものと思いました。戦争が終わりしばらくして、父がミャンマー(ビルマ)から帰還しました。捕虜となり収容所生活をしていたそうです。戦争についていろいろな話を聞きました。戦車から機関砲で撃たれてもあまり恐ろしくはなく、機関銃はもう駄目だと思ったそうです。そのインパール作戦では仲間が大勢亡くなったとのことでした。
しばらくして家族(父、母、私、弟、妹)は東京都千代田区、板橋区へ。私は小5でした。
日本で見かける赤いヒバンバナは、三倍体で種子が出来ない。近くの植物園に二倍体が植えられていました。継続して写真に撮りました。あるときそれが見えなくなりました。植物園の係りの方に相談しました。係りの方が鉢植えのものを移動して下さったのですが、結果はだめでした。二倍体の種子は見ることができませんでした。
中国の南部には赤いヒガンバナの三倍体のほかに、二倍体があるそうです。そこで中国に出かけることにしました。いつもお世話になっている国際航空旅行サービス株式会社にお願いしました。中国の旅行社と連絡して候補地を決めました。
2007年:上海、南京、昆明 2009年:昆明 2010年:上海、張家界 2012年:杭州、安吉
2013年:杭州、黄山 2014年:杭州、南京 2015年:南京、杭州(2)
写真撮影によって、どんな種類が生息しているのか調べたいと考えています。そのため繰り返し訪れるようにし、その地域の植物園の方に同定もお願いしています。
バックヤードに入れてくださる所もできました。赤いヒガンバナの二倍体、三倍体の区別ができるようになりたいと思います。

若松 憲昭 略歴

1940年生まれ 日本写真学園  「短期講座」花・風景コース 四谷写真塾 花・風景コース、フィールドゼミ受講
日本写真芸術専門学校 画像専門課程Ⅰ部写真芸術科卒 /公益社団法人日本写真協会会員
2004年、2006年、2008年、2010年、2012年、2014年 ギャラリー「シリウス」にて個展開催

  

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