吉田 敬三 写真展

「What a Wonderful World〜人工呼吸器を付けて街に出よう〜」

Vol669
展示No Vol.669
展示期間 2017/04/06~2017/04/12
開館時間 10:00 ~ 18:00(最終日は15:00まで)
休館日 日曜日・一部祝日(カレンダーに記載)
展示者 吉田 敬三 写真展

世間では“人工呼吸器”というと、病院のベッドで寝たきりの重症患者が使用する生命維持装置という誤解が定着したままだ。「あんな姿になってまで生きたくない」という声も数多く聞かれる。
しかし様々な疾病や障害を持ちながらも、日常的に人工呼吸器を利用して住み慣れた地域で自立生活している人も少なくない。街に出て買い物もすれば、好きな歌手のコンサートにも行く。もちろん仕事や恋愛にも夢中になる。
「人工呼吸器は利用者にとって眼鏡のような日常生活用品であり、人生を豊かにしてくれるツール。人工呼吸器を付けることは終わりではなく、新しい人生の始まり」と肯定的に捉えて、積極的に社会参加をしている。患者ではなく生活者として地域に溶け込む姿を伝えることで、人工呼吸器に対する社会一般の誤解を解き、特別な存在でとしてはなく、共に同じ地域で暮らす隣人として理解を深めてもらいたい。
昨年7月、神奈川県相模原市にある障害者施設で悲しい事件が起きたが、それ故に写真に写る彼らの生き生きとした姿から、同じ人間としての命の尊さ、生きることの幸せや希望を見る人に伝えたい。さらに人工呼吸器利用者に対しては全国に仲間がいること、たとえどんなに重度の障害を持っていても夢を持ち続ければかなうこと、どんな状況にあっても皆それぞれが生きるに値することを紹介したい。
出展枚数:カラー50点

吉田 敬三 略歴

1961年 長崎県生まれ、北海道育ち。
第22期少年自衛官として陸上自衛隊少年工科学校に入校、戦車部隊勤務後退職。 出版社等に勤務後フリーランス。取材をきっかけに撮影業と合わせて障害者介助に就く。(社会福祉士・精神保健福祉士・介護福祉士・介護支援専門員)
1996年 「Friends-大都会の片隅で-」(新宿)都内で暮らす路上生活者との交流から生まれた写真展
1998年「LANDMINES-悪魔の兵器-」(銀座)カンボジアで地雷禍に遭いながらも逞しく暮らす市井の人々の写真展
2003年「星空の学舎-自主夜間中学の生徒たち-」(神田)江東、松戸、川口で市民の自主運営による夜間中学で学ぶ人々の写真展
2012年「被爆2世 108人の肖像」(新宿)親の被爆体験と向き合い、迷いながらも自らの歩む道を探す被爆2世の素顔を全国に追った写真展

  

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