古谷津 純一 写真展「seascapes」

シリウスブログをご覧の皆様、こんにちは!

もうすぐ桜の季節ですね!
シリウスのご近所の新宿御苑では早咲きの桜がもう散り始めています・・・
ソメイヨシノはまだですが、新宿御苑では色々な花が芽吹き始めていますよ
お散歩がてらシリウスにも足を運んでくださいね★

さてアイデムフォトギャラリー「シリウス」では
古谷津 純一 写真展「seascapes」
期間:2018年3月15日(金)~3月21日(木)を開催しています。

(↑出展者の古谷津さん)
今回のシリウス、とってもシックな空間になっています。
展示されている作品のほとんどが8×10の大型カメラで撮影されたもので構成されています。
展示者の古谷津さんは「ゾーンシステムフィルムへの最適な露出現像処理を決定するためのもの)」を用いて制作しており、
フィルムの現像からプリントまで、全てご自身でされています。
今回の展示の為に昨年の10月頃から準備を始めたそうで、
約半年間の準備期間を経てシリウスに作品が集まりました!

今回の写真展のテーマでもある「海」。
基本的には早朝、日の出と共に撮影を始めるそうで、
「冬はまだ良いんですけど、夏は夜中の1時くらいには家を出ます」とのこと。
良い写真を撮るためには時間もきちんと考えて行動しないといけないのですね・・・!

撮影された写真のほとんどが長時間露光で撮影されています。
長時間露光の特性を活かした、水の流れが止まった、不思議な雰囲気の写真たち。
撮影地は全て日本ですが、まるで日本ではないような情景です。

古谷津さんは平日はお仕事をされているので、写真をプリントするときは基本的には日曜日だけ。
ご自宅に暗室もあるそうですが、でも、1日にできる枚数は多くて3枚ほど。
1枚も出来ない日もあるそうです。
展示されている作品は約40点なので、プリント作業はかなり時間がかかったようです
また撮影したものの中にゴミが写りこんでいたり、光が綺麗でなかったり、再撮影も何度か行ったそうです。
大型カメラでの再撮影・・・デジタルカメラよりも準備物が多いので大変ですよね・・・。
それだけ時間をかけて作った作品はまるで子どものよう。
丁寧に仕上げられたことが作品を見ていても感じられます。

また印画紙やフィルムは国内で購入すると高いので、
国内メーカーのものも海外から逆輸入しているそうです。
フィルムで撮影している方にとってはどんどん値上げする材料費は致命的ですよね・・・。
まだ製造されているうちはアナログ写真を楽しみたいですね!


シリウスの展示では久々に全て銀塩写真での展示です。
美しく、静かな写真たちを是非ご覧ください!
皆様のご来場お待ちしております。

平日、土曜日は10:00~18:00まで(最終日は15:00)
*日曜日休館

アクセス

Access

住所

〒160-0022
東京都新宿区新宿1-4-10 アイデム本社ビル2F
TEL:03-3350-1211
FAX:03-3350-1240
東京メトロ丸ノ内線「新宿御苑前」駅下車

アクセス良好

開館時間

開館時間 : 10:00~18:00
(最終日 : 10:00~15:00)
休館日 : 日曜日・祝日の一部(お問い合わせください)

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