アイデムフォトギャラリー「シリウス」では昨日より
比留間慶 写真展「浅き夢みし酔ひもせず」
期 間:2010年7月29日(木)~8月4日(水)
を開催しています。
「浅き夢みし酔ひもせず」は、ストリートスナップの写真展。
まちのにぎわいや、なにげない人のしぐさ、夜の雰囲気など
比留間さんが約2年間にわたり都内各所を歩きながら、撮ってきた中からまとめたそうです。
神経を研ぎ澄ませず、夢の中をさまよっているような感覚でまちを見つめ、
自分が感じるままに被写体をとらえた作品達、ご覧いただくと写真展名にも納得です。
(比留間 慶さん 作品と共に)
きっかけは転勤
比留間さんが写真を始めたのは1998年、仙台への転勤がきっかけだったそうです。
美しい風景を記録意残そうと、一眼レフのカメラを購入し専ら風景写真を撮影されていました。
4年後に東京に戻り写真を続けていたそうですが、
街のDPEにプリントをだすと仕上がりのイメージが異なると感じたのだとか。
そして近所にあったプリントショップ「サニースタジオ」に行き、
ある人に出会ったことで写真の世界が広がりました。
それは 写友「風」写真展でお話をうかがったミズイデさん。
プリントについて色々教えてもらい、そして写友「風」に誘われたそうです。
実は今回の写真展もサニースタジオさんがプロデュースしています。
今回の写真展では、カラー写真の間にインパクトのあるモノクロが飾られています。
バラバラの写真をつなげるため、間にモノクロの写真を入れているのだそう。
カラー写真の間にモノクロをいれることで、ストーリーのある写真展になっています。
愛用のカメラはリコーのGX200
比留間さんの作品は、「あ!こういう瞬間ある!」という一瞬を切り取った作品が多数あります。
そしてウィットに富んだ、思わず笑みが漏れてしまう写真も。
一瞬を逃さず撮影するには、どんなカメラで撮影されたのかうかがったところ、
リコーのGX200愛用されているとの事。リコーのカメラは3台目とか。
いつでも押せる状態で、カメラを構えることなく撮影されるそうです。
構えても上手く撮れない私には、神業のように感じました・・・
コミュニケーションスペースには、今回の作品以外に現在比留間さんが取り組んでいらっしゃる写真等もご覧いただけます。
ブックにしておいてありますので、そちらもぜひご覧ください。
(モノクロの作品をまとめたブック、こちらも素敵です!)
土曜は比留間さんもギャラリーにいらっしゃるので、
お越しの際はぜひお話を伺ってみてください。
平日・土曜は10:00~18:00まで、日曜日は休館です。
皆様のご来場を心よりお待ちしています。
(この記事は望月が担当しました)