池谷俊一研 写真展 「第一回 池谷俊一研 東京展」

Vol.483  3月21日(木)~3月27日(水)

sirius_vol483

七年前、私は東海大学から依頼され、学生達に表現の基本を教えるようになった。表現は写真も他の分野同様。写実具象形象抽象。そして大人にも表現力の尊さを教え出す。個美を創る。発見する。そして発表する。世相は写真洪水時代。FSCはDSCに推移したが、DSCの高精度に対し写真者の感性と思考力の深層はどう同調できうるのか。文明力と文化力のバランスは、国も個人も豊かさのバロメーター。私は写真の方法は何でも良いと思う。作品の質が重要。この池谷研は年齢20代から80代。そのゼネレーションの差異は、作品という純理とどう関係してくるのか。その角度の意味とは。人生は一度それっきり。発表の場を与えられた30名の出品者。池谷研のコンセプトの鮮明は、一作の静止画に沮喪むものなく誅求されるその人自身の美学の確認であるのだろう。発表とは楽しみであり人生の燈火であり、苦心惨憺するハードルでもある。写団は協調性。表現は個人美学。その両者を認識する知力をこの展で学んでほしい。

 

池谷 俊一 (いけたに しゅんいち)

芸術家顔を中心にモノクロで撮影現像する
日本写真界代表 個展33回
現在 日本写真家協会会員、キヤノンプロ会員、写遊人主宰、池谷俊一研主宰。
1943年 静岡県御殿場市生まれ。
1990年 写真集「顔カオカオス」(装丁・池田満寿夫)主婦の友社版
1994年 小澤征爾氏の撮影依頼受け300枚撮影
1996年 日本経済新聞文化欄全国版にインタビュー記事掲載
1998年 映画キャメラマン姫田真佐久を偲ぶ会写真制作(新宿センチュリーホテル)
1999年 「池谷俊一写圧界」 神田オリンパスギャラリー
2000年 映画「狗神」原田真人監督よりインサート写真ポスター写真依頼受制作
2001年 「KAOS15年記念展」 銀座キヤノンギャラリー
2002年 鎌倉極楽寺「GOKURAKU亭」ギャラリー1ヶ月特別企画展 6年間
2003年 「日本美賛歌」倫理研究所制作依頼受け18点制作
2005年 「モン・ミュゼ美術館企画展」100点出品
2006年 「KAOKAOKAOS20周年記念展」 アイデムフォトギャラリー「シリウス」
東海大学非常勤講師依頼される
2007年 秩父宮邸企画展「池谷俊一芯界展」
2011年 主宰指導する写真研究会「写遊人」20周年
2012年 「池谷俊一捨診界典」アイデムフォトギャラリー「シリウス」
作品収蔵先
京橋フイルムセンター、日本近代文学館、KKベストセラーズ、近代映協、東宝、徳間出版、小澤書店、銀座電力ビル、箱根富士屋ホテル、井上靖文学館、芹澤光治良文学館、平山郁夫財団、池田満寿夫美術館、主婦の友社、渋谷イメージフォーラム 他多数

  

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