名取洋・井上のぞみ夫婦二人展「山は宝石箱-稚児車-」

Vol.496  2013年6月27日(木)~7月3日(水)

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チングルマはバラ科の高山植物です。チングルマの一年は、雪解けとともに半年間の眠りから目覚め芽吹くところから始まります。そして、斜面一面を真っ白な花でうずめ、やがて穂となります。秋になると、葉は紅葉して一帯を彩ります。短い秋が過ぎ、また雪の中で春を待つのです。穂となった時の形が鯉のぼりの先端についている稚児車に似ているところから、チングルマの名の由来となったそうです。
 私たち夫婦は、チングルマをテーマに撮影を続けてまいりました。今回、チングルマの一年を、北は北海道・大雪山、東北・秋田駒ケ岳、北アルプス、南アルプスの峰々を主な舞台に取材し、撮りためた作品を発表するものです。
 夫は大判カメラで、妻はマクロレンズを中心に、それぞれの個性を生かした作品づくりを心掛けてきました。今回、夫、洋の定年退職を機に初めて夫婦二人展を開催し、チングルマの美しさを発表するものです。(カラー40枚)

 

主な作品(チングルマ)
 大群花、白いじゅうたん(秋田駒ケ岳・森吉山)
 満月の下での穂の群落(立山室堂)
 紅葉の群落(大雪山)、降霜の紅葉
 朝日を浴びる、露をまとって、新雪におおわれて

 

作者略歴

名取洋 
 「日本山岳写真協会」「山岳写真同人四季」会員。
 20代半ばより、山岳写真を撮り続け40年。
 グループによる写真展開催、写真集出版、多数。
 1984年、第22回岳人写真賞受賞。その他コンテスト入賞多数。
井上のぞみ 
 「山岳写真同人四季」会員。
 20代半ばより、山岳写真、とりわけ高山植物の写真を撮り続ける。
 グループによる写真展開催、写真集出版、多数。
 1991年、第29回岳人写真賞受賞。

 

  

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