川島浩之 写真展 「崇高なる日々」

Vol.472  12月20日(木)~12月26日(水)


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現在、その実力と活動が国内外で最も認められている鍵田真由美・佐藤浩希フラメンコ舞踊団、2005年スペインでの公演「歓喜」の現地スタジオでの数週間前からの稽古から公演に至るまでの鍵田、佐藤両氏と団員達の姿を追ったもの。
フラメンコの発祥の地ヘレスの殿堂、ビジャマルタ劇場(もう一カ所はレブリハのファンベルナベ劇場)で、外国のフラメンコ舞踊団としては初めての出演となるこの公演は、本家本元のフラメンコを知り尽くした観客たちの前での真剣勝負であるが、公演に向けての彼らは、フラメンコの歴史と文化、この発祥の地に対してまっすぐに深い畏敬の気持ちだけを抱き、ただひたすらに己の芸と向き合う日々でありました。重々しい雰囲気のスタジオは神々しさで充ち、ここでの稽古場からすでに公演の幕は上がっていたかのようでした。
今回の写真には、鍵田真由美氏の舞台上とは違う天真爛漫な表情や、パートナーである佐藤浩希氏が街で痛快に繰り広げるフラメンコシーン、個性豊かな団員たち面々の日常、ヘレスのフラメンコ縁のある場所でのカットなどを含めており、彼らが公演に向けて稽古場だけでなくへレスで過ごす全ての時間で美しく輝いている様子を感じて頂けたらと思います。
今回の写真展で一番お伝えしたかったことは、この公演に向かう彼らの姿を通して、すがすがしく迷いなく今を全力でひたむきに生きる人間の姿の尊さを感じて頂くことです。
写した場所/スペイン ヘレス(スタジオ(稽古場)、ビジャマルタ劇場、街、バル)など
写っている人/鍵田真由美、佐藤浩希、アルテ イ ソレラ舞踊団員、スペイン人フラメンコアーティスト(歌い手、ギタリスト) 
写した時期/2005年11月

 

川島 浩之(かわしま ひろゆき)プロフィール

日本舞台写真家協会 JSPS 所属    
舞台写真を1996年増山和信氏、1999年写真家飯島篤氏((株)AI)に師事、松山バレエ団、ピナバウシュパリ公演、日本フラメンコ協会公演等を担当。独立後、スペインを代表するフラメンコダンサー、マリアパヘス舞踊団日本公演のオフシャルカメラマンを勤める。フラメンコ専門誌PASEO 連載「フラメンコ桜吹雪」写真担当 (2010)。今回の被写体である鍵田真由美・佐藤浩希両氏のステージと日常の稽古風景をこの10年間撮り続けている。個展「聖地に捧げる~SONEZAKI」(2004,写真アエラに掲載)、「フラメンコ Going My Way」(2007)。48歳

 

  

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