木下 修 写真展 「東京意匠」

Vol.462  10月4日(木)~10月10日(水)


sirius_vol462

東京の街角には色々な“もの”が棲み、異彩あふれる街の意匠となっている。
象、古代南米の神、瞑想する老人、ロボット、鉄瓶、バイオリンを弾く人形、壁になった猫、河童、ノラクロ、ゴム怪獣、骸骨、天使、頭が馬で体が人間の生き物、波平さん、など実に様々である。
ビルの上に潜んでいる象は24時間眠らずに何を見ているのだろうか?
古代ギリシャの柱の横に鎮座している南米の神の像は今の日本の街を守っているのだろうか?
瞑想する老人は風雨に打たれて何を悟ったのだろうか?
ロボットは重なり合って子供たちを見守り、捨てられ打ち置かれた猫もどっこい生きている。波平さんも元気に雨の日も風の日も毎日歩いている。
このように人の想いが錯綜する、カオスのような街であるが、その街の表情の中に、そこに住んでいる人のおおらかさ、豊かな営み、洒落、さらには思い煩うことへの嘲笑すら見て取ることができる。その根底には生きるエネルギーが満ち満ちている。この生命力が街の成長を支える源であるのかもしれない。
この写真展は夏に出版した写真集東京変奏曲の一部を中心にして構成しました。
(カラー約50点)

木下 修(きのしたおさむ)略歴

1947年2月 兵庫県生まれ
2001年4月 個展:憧憬のヒマラヤ-イムジャッツェ登頂-(ニコンBisサロン)
日本フォトコンテスト誌5月号口絵掲載「憧憬のヒマラヤ」
2003年8月 個展:路地伝説(コンタックスサロン)
2005年 日本カメラ誌6月号:口絵掲載「道の先を曲がると」 
2005年6月 個展:道の先を曲がると(コンタックスサロン)
2005年7月 個展:水田に出現した異空間-アーバンみらい- (ペンタックスフォーラム)
2007年6月 個展:山あいの城下町(コンタックスサロン)
2008年3月 個展:東京空間(JCIIクラブ25)
2008年4月 個展:東京異彩(コンタックスサロン)
日本カメラ誌5月号:口絵掲載「東京異彩」
2010年11月 個展:東京電線(HLCフォトギャラリー新宿御苑) 
日本フォトコンテスト誌11月号:口絵掲載「東京電線」
2012年8月 写真集:「東京変奏曲」(彩流社)-予定-

所属団体:日本写真協会、光塾(岡井 耀毅氏主宰)

  

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