国境なき子どもたち(KnK)主催 「岩手 この空の下、明日への道を探して」

Vol.442  4月26日(木)~5月16日(水)


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国境なき子どもたち(KnK)は世界のストリートチルドレンや人身売買の被害に遭った子ども、大規模自然災害や国内騒乱で不安定な状況下にある子どもなど、恵まれない青少年を支援するNGOです。世界の子どもたちと「共に成長していく」ことを理念に活動を開始したのが1997年、現在ではKnKの活動地は10ヵ国にまで広がっています。
 2011年3月11日、日本で観測史上最大の津波が東日本を襲いました。KnKは翌日12日、被災地への支援活動を決定しました。地理的に遠隔地であること、長期にわたって活動できる団体や個人が少ないだろうという判断から岩手県を中心に活動を展開しました。被災地の教育現場が本当に必要としている支援の第一段階として、学校の機能回復を目的としたスクールバスや部活動ユニフォームなどを提供、第二段階としては狭い仮設住宅で自分たちのスペースを確保できない子どもたちが安心して集える移動型の「走る! KnK 子どもセンター」を始動、そして地域の人々が集うコミュニティセンターの修復再建を行っています。
この写真展は、震災当初から取材を続けていた渋谷敦志、安田菜津紀、佐藤慧という3人のフォトジャーナリストの視点とKnKという支援者の視点から、岩手の地で明日へと続く長い道のりを歩み始めた人々を写しました。(カラー約40点)

4月30日(土)14:00より3人の写真家によるギャラリートーク/司会:渡辺真理(予定) ※要申込 国境なき子どもたち E-mailへ kodomo@knk.or.jp

主催:国境なき子どもたち(KnK)企画・構成:国境なき子どもたち(KnK)、FID/映像開発フォーラム
協賛:堀内カラー 協力:G.I.P.Tokyo

渋谷 敦志 (しぶや あつし)/アジアプレス所属 東京在住
1975年大阪府生まれ。高校生のときベトナム戦争の写真を見てフォトジャーナリストを志す。立命館大学在学中にブラジルに留学研修、法律事務所に勤務しながら写真を本格的に撮り始める。2002年ロンドン芸術大学London College of Printing卒業。現在はフリーランスのフォトジャーナリストとして、最近はソマリアの飢饉問題やウガンダのエイズ遺児、アジアの辺境に暮らすマイノリティなどを取材している。1999年 第三回MSFフォトジャーナリスト賞、2000年 日本写真家協会展金賞、2005年 視点賞・視点展30回記念特別賞など受賞多数。

安田菜津紀(やすだ なつき)/studio AFTERMODE 所属 東京在住
2003年8月、「国境なき子どもたち」の友情のレポーターとしてカンボジアで貧困にさらされる子どもたちを取材。
2006年、写真と出会ったことを機に、カンボジアを中心に各地の取材を始める。現在、東南アジアの貧困問題や、中東の難民問題、アフリカのエイズ孤児などを中心 に取材を進める。2009年、日本ドキュメンタリー写真ユースコンテスト大賞受賞。共著に『アジア×カメラ 「正解」のない旅へ』(第三書館)など。上智大学卒。

佐藤慧(さとう けい)/studio AFTERMODE 所属 東京在住
1982年岩手県生まれ。大学時代は音楽を専攻。世界を旅する中でその不条理に気付く。2007年にアメリカのNGOに渡り研修を受け、その後南部アフリカ、中米などで地域開発の任務につく。2009年ザンビア共和国にて学校建設のプロジェクトに携わる。2010年ジャーナリストとしてアフリカを中心に取材を始める。東日本大震災により故郷の陸前高田市が壊滅、復興支援団体「みんつな」を立ち上げ支援に関わりながら取材を続ける。写真と文章を駆使し、人間の可能性、命の価値を伝え続けている。2011年世界ピースアートコンクール入賞。

『ファインダー越しの3.11』(原書房)安田菜津紀/佐藤慧/渋谷敦志

  

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