松村 明 写真展 「ありふれた長崎」~痕跡の街~

Vol.387  2月10日(木)~2月16日(水)


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長崎の街を歩いていると観光地としてのイメージが強く、65年前に起こったことは街の情景からは想像がつかないほどだ。もちろん原爆資料館、平和記念公園や原爆落下中心碑に立ち寄ればそこは原爆についての展示物、記録写真やモニュメントがあり歴然と被爆の地であることが分かる。しかしその地域から離れてしまうと、一見日本のどこにでもある街のようにも見える。そして、歳月が経ち街の姿形も変わり、人々の世代交代からも原爆に対する風化は避けられなくなっている。ありふれた日常の長崎に目を凝らせて街を探ってみた。残されている原爆遺構を日常の中から写し出し記録することで、今の記憶としたい。
(モノクロ37点)

 

☆ギャラリートーク 「ドキュメンタリーの今」
2月10日(木)午後4時から会場にて 
メンバーは萩原義弘(写真家・元毎日新聞出版写真部)、原芳市(写真家)、福田文昭(元フォーカスカメラマン)、宮本成美(写真家)、松村明(元カメラ毎日編集部)
それぞれの立場からドキュメンタリー写真の現状について語り合う。
ご興味のある方は直接会場へお越しください。無料。

 

松村 明 (まつむら あきら) 略歴

1946年10月14日京都生まれ
1969年 日本大学芸術学部写真学科卒業(在学中長野重一氏に師事)
1969年 毎日新聞社入社・写真部
1977年 カメラ毎日編集部(本誌および別冊ニューヌードなど担当)
1983年 文化庁在外派遣研修員としてニューヨーク州ロチェスターのイーストマンハウス国際
写真美術館で研修
1985年 日本最古の銀板風景写真(玉泉寺墓地)の発見と場所の特定(毎日新聞)
1987年 「ENPATHY」日本現代写真10人展(森山大道氏ら10人)のキュレーター。ビジュアルスタディーズ゙ワークショップ(N.Y.)から全米3か所を巡回。
1992年 「眼貌」・硬派紙面の顔 写真展(銀座、大阪ニコンサロン)
1995年 人物鉄片写真(国内唯一確認)の発見(毎日新聞)
1995年 「戦後50年暦の断層」毎日新聞で連載 東京写真記者協会企画部門賞受賞
2000年 「関門の街」写真展(銀座、福岡キヤノンサロン)
2000年 「関門の街」写真展(小倉、岡林ギャラリー)
2001年 「路地の向こう」写真展(銀座ニコンサロン)
2002年 「神田・路地を抜けると」写真集(蒼穹舎)
2002年 「神田・路地を抜けると」写真展(神田、世界観ギャラリー)
2005年 「眺めの行方」写真展(新宿ニコンサロン)
2010年 「ありふれた長崎」写真集(窓社)
現在、九州造形短期大学写真フィールド教授

 

  

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