若松憲昭 写真展 「異端植物が生きる ―マダガスカル― 」

Vol.372  9月30日(木)~10月6日(水)

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マダガスカルは、モザンビーク海峡をはさんで、アフリカ大陸の東方400kmのインド洋上にあり、南北1600キロ、東西の最大幅580キロ、日本の1.6倍の面積を持つ世界で4番目に大きい島である。古生代に存在したゴンドワナ大陸の一角をマダガスカルは占めていた。ゴンドワナ大陸は中生代のジュラ紀に分裂を始め南米、アフリカ、インド半島、オーストラリア、南極に分かれた。マダガスカルは最後にアフリカと切り離され、ずっと孤立をたどる。マダガスカルの植物は固有種に富むだけでなく、その形態や生理的にも特殊な分化が見られる。長い隔離がその特殊な分化をもたらせたのである。現在の地球環境の変動は激しい。長い目で見れば、地球は乾燥化に向かう。マダガスカルには乾燥に適応した個性ある植物が多い。それらを財団法人進化生物学研究所主任研究員の湯浅浩史先生は異端植物と名付けている。
マダガスカルには雨季と乾季があり、植生は、東部の熱帯雨林、中央高原、西部のサバンナと乾生落葉樹、南西部の乾生林の四つに大きく分けられる。
湯浅浩史先生(“花おりおり”朝日新聞社刊)を団長とする(1996年8月、1997年3月、2007年8月)、財団法人海洋博覧会記念公園管理財団都市緑化植物園園長、花城良廣先生を団長とする(1997年12月)、群馬県立自然史博物館館長、長谷川善和先生、横須賀市自然・人文博物館、蟹江康光先生を団長とする(2001年7月)、国際航空旅行サービス株式会社により企画された“マダガスカル”の旅に参加した。
きっかけは、「星の王子さま」に出てくるバオバブに興味を持ったことです。ここではバオバブを中心にその多様な自然と、植物たちのかかわりを紹介いたします。
多くの皆様に是非ご高覧いただき、ご批評賜れば幸いです。



若松 憲昭(わかまつ のりあき)プロフィール

1940年4月 生まれ
日本写真学園 「短期講座」 花・風景コース受講
四谷写真塾 花・風景コース受講
日本写真芸術専門学校 画像専門課程1部写真芸術科卒
社団法人日本写真協会会員
写真展履歴
2004年 「進化の方舟」―ギアナ高地―  アイデムフォトギャラリー 「シリウス」
2006年 「なつかしい植物たちの宝庫だった」―カムチャッカ―  アイデムフォトギャラリー 「シリウス」
2008年 「この風土に生きる」―ブータン―  アイデムフォトギャラリー 「シリウス」

  

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